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リュウノヒゲ

  • リュウノヒゲ 1p①3

    生産状況

  • 10

    リュウノヒゲの花

  • リュウノヒゲ

    畑全体の様子

品名 リュウノヒゲ(龍の髭)
学名 Ophiopogon japonicus
科・属名 キジカクシ科 ジャノヒゲ属(オフィオポゴン属) 常緑多年草
現状規格 5芽立 9.0P
分類
  • 針葉樹
  • 常緑樹
  • 落葉樹
  • つる植物
  • 水生植物
  • 高木
  • 低木
  • 地被
  • その他
  • 新しい分類
特徴
  • 香り
  • 樹形
  • 大径木・大株
  • 特殊空間・特殊用途

リュウノヒゲの特徴

リュウノヒゲの原産地は、日本や中国、東南アジアなどであり、古くから親しまれている植物です。開花時期は6~7月ごろで、薄紫色の可憐な花を咲かせます。土壌に近いところでひっそりと花を咲かせるため、良く見てみないと気づかないかもれません。秋口には、艶のあるコバルトブルーの実をつけます。細く伸びた葉が竜の口ひげを連想させることから、リュウノヒゲという和名が付けられました。
寒さや暑さ日陰に強く、草丈も大きくならないことから、花壇の縁取りや、グランドカバーに最適な植物です。植えつけて綺麗に繁殖し、密な状態になれば、雑草もほとんど生えずメンテナンスフリーなお庭を造ることが出来ます。

菌根菌と共生する植物

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”菌根菌”とは、土壌中に微生物の中でも、植物と共生するカビの一種です。
リュウノヒゲの根には、菌根菌が存在しています。

右の写真は、ポットから外したリュウノヒゲの根の様子です。根の一部にある白い塊が糸状菌から構成される菌根菌です。菌根菌があることで、植物はリン酸や窒素などの栄養分を吸収する代わりに、植物が光合成により生産した炭素化合物を与えています。

この共生関係があることで、リュウノヒゲは肥料等をほとんど与えなくても育てることができます。

リュウノヒゲの近縁種

リュウノヒゲの近縁種を並べてみました。左から、タマリュウ、コクリュウ、ハクリュウです。
タマリュウはリュウノヒゲの矮性品種であり、葉の長さが短く10 cm程度です。ギョクリュウとも呼ばれています。極めて密な状態になり易く、マット製品も個人邸や駐車場の目地などに利用されています。

コクリュウはの葉の長さは30 cm程度で、黒い葉色が特徴です。白い花を咲かせ、秋には黒い果実をつける、黒と白のコントラストが素晴らしい品種です。

ハクリュウは、葉に白い斑が入る品種です。細い斑入りの葉は、軽やかな印象を与え、洋風の庭にも良くマッチします。直射日光や乾燥した環境に植えると、葉焼けをしやすいため、出来るだけ半日影に植えることをお勧めします。

リュウノヒゲは、一見地味な植物ですが、どのような土地にも溶け込み、管理がし易いだけでなく、さり気ない花と艶のあるコバルトブルーの実が楽しめる魅力的な植物だと思いました。近縁種も合わせて活用すると、カラバリエーションも増え、メンテナンスフリーなお庭に仕上がるのではないでしょうか。
皆さんも是非活用してみてください。 関西営業所 OR報

ハクリュウs

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